From a 1/6 small world ”ちいさな家族”のためのミニチュアセットの撮影スタジオです

グッドスマイルカンパニー様から　京まふの撮影セットの制作をご依頼頂いた際、
「京都な感じ」と伺い、ほぼお出かけしない、こもりっこの私は当然京都は修学旅行以来行った事が無いのでググりました。
まず基本ググります。

本当にねグーグルさんはすごいよ…というかご丁寧に紹介記事をたくさん上げている方々がすごいのですが、
小松がココイイナ！と思ったのは巽橋でした。激シブな風情があるので、ここにしよう！と決めたはいいけど、
ねんどろさんオーナーはどういう感じの画角で撮りたいかな？まず橋のたもとだよね。あと橋の真ん中でも絶対撮るよな…とかとか思いながら
ねんどろさんを下から煽って撮った時にどこに何が入るか等考えながら寸尺を考え制作しました。

結果、京まふの担当者様が非常に出来上がりに喜んで下さり続けて徳島のマチアソビのセットをご依頼くださりました。

と、徳島ですと？？？とまず頭を抱えました。いや観光名所はいっぱいあるよ。でも小さいセット幅で自然を表現するって結構に厳しいんですよね。
吊り橋とか30センチ前後のスケールに入れるのは非常に難しいだがあんまり印刷バック（背景）を大量に使いたくない。
偽物感が前面に出てしまうので…

それであれこれ考えているとマチアソビって本当に町全体でやってるんだなすげーな。ってことで徳島駅に着目。
またググります。ひたすらググります。
え、木造のホームとか一部あってシブいな…。と思い入ってくる鉄道を調べると、
ぎええええこの色合い可愛すぎる！と心奪われちゃったのがキハ47系四国カラーの車両でした。

このタイプでたらこ色とかもあるんですが、このブルーに一発ずきゅんでした。
同じタイプでも四国じゃない地域のブルーはもっとうちの家の方の小田急線のブルーみたいな感じなのですが
この四国ブルーがタマラン！と思い制作しました。

最初Y（うちのボス）に、ホームと電車作る。って言ったら「ホームはわかるけど電車ってどう作るの？」って聞かれ
「いやー私もなんかいまんところわかんないけど出来そうだから作る」って感じで返答。

その時点で、…そうさな…納品まで3週間ぐらいでしたよ。（笑）
そんなんなっても多分やり切れると思って何も言わずやらしてくれるうちのボス男前でしょ？

でもやり切ったぜ。結果担当者様は非常に喜んで下さりありがたい限りです。
撮影したお客様たちからも好評で鉄道に詳しい方から何某かお叱りを受けるのでは？とガクガクしてましたが大丈夫でした。ヨカッタ。